~真鶴町の「貴船祭」に心動かされて~
真夏の盛り、7月最後の週末
年に一度の貴船祭がこのまちの暮らしの中心で
若手がまちを引っ張り始め、町民とこの日ばかりは戻ってくる息子、娘、孫たちと、 移住者とまちのファンと観光客が一体となる
一方で、高齢化と過疎化が進むこのまちで
自身の年齢とともに、この祭りから静かに一線を退く方々がいる
まつりの後も、足繁く通う
高低差のある地形が、歩くと本当に大変なのだが、そこに張り巡らさせる背戸道が素敵で
海を中心とした暮らしがあり、美の基準があり、仕事があり、ささやかなおもてなしがある
出会う方々がとても素敵で
おいしい食事処を教わり、小松石の採石場所を教わり、祭で使う小早船の組立や櫂伝馬の漕ぎ方を教わり、
祭への参加を喜ばれ、一方で、祭の担い手が年々減っていき、町外の者にも門扉を開かねばならない現実を教わる。
このプラグラムは、
これまでこのまちが紡いできた有形無形の歴史的価値、日常的価値(暮らし)を、現地に赴き、有名無名に関わらず自分の目で確認し、写真や映像、文章を通じて伝えていくことで、自分自身がこのまちを好きになり、ファンを増やし、微力ながらも祭の存続に寄与する、そんなプログラムです。
私一人ではなく、あなた一人でもなく、日本人も外国の方も、このまちを好きになるより多くの人と育てていけるようなものにしたいと考えております。
とかく、今はすぐ消えてしまう写真の時代、その裏にある歴史や知恵、努力や営みにもしっかりとフォーカスした作品を、フォトウォークを通じて制作・発信していきます。
そのための第1クールは、まちを歩いて歩いて良いと思う所、興味のある所を探していきます。まちの方ともお話が出来れば尚のこと楽しく、深みが出てきます。のんびり歩きながら写真を撮りながら、構想を練りましょう。


